紫根

紫根とは、ムラサキ科の植物で、その根の部分

健康食品や漢方などでよく見聞きする「しこん」という言葉。この"しこん"は漢字で表すと、紫根と書きます。
私も、その言葉自体は知っていましたが、漢字で表記すると紫根となることは知りませんでした。

紫根とは、ムラサキ科の植物で、その根の部分を紫根と言うんですね。生薬名もそのまま紫根です。
日本や中国・朝鮮半島などアジア圏を中心に生息しており、抗炎症作用、創傷治癒の促進、殺菌・解毒作用があり、火傷や凍傷の治療に効果的なほか、染料としても利用されています。
漢方方剤によく配合されており、日本では、抗炎症の薬として多く使用されています。口内炎や舌の炎症の治療に用いられるのも紫根ですね。

染料として使用する場合は、紫根の根の部分を粉状にして利用します(煮立てて、その煮汁を使う場合もあるとか)。もちろん、その名前どおり、紫色が特徴です。
衣類の染料に用いられるほか、口紅などの化粧品にも使われているそうです。
…今まで気づかなかったけど、もしかしたら、現在自分が使用しているものも、紫根の染料が含まれているかもしれませんね〜。

また、洗顔石鹸や化粧水、クリームなどのスキンケア化粧品でも、紫根は和漢植物由来成分として配合されているものも多くあります。
肌を健康的に、そして美しさや若さを維持させる効果があるため、他の様々な和漢素材と共に配合されています。
特に、紫根には傷ついた皮膚を治癒させる働きがありますから、肌にできた吹き出物や湿疹などの肌荒れに効果的です。
そのため、紫根を配合したスキンケア化粧品には、ニキビ、吹き出物の改善や、アトピーや敏感肌へのケア、あとはシミ・しわなどのエイジングケアを目的・用途としているものが多いでう。
乾燥肌タイプの方は、肌の水分補給や保湿にも紫根が役立ちます。加えて、肌の新陳代謝を促進させる働きもありますので、様々な肌トラブルに対応できるのではないかな、と思います。

自分で手作りの化粧水を作るための、紫根エキスも販売されていますので、興味ある方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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